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「参考」(国家汚染管理局から提供された資料に基いて作成した。)
「ノルウェー海上環境安全センター」
油流出防止、沿岸監視、海上安全について、国の各種の方策手段を調整し予防措置と専門知識を強化するために設けられた共同組織であり、この設立にはノルウェーの専門知識と技術を国際的に売り込むことも意図されている。
施設は建設中で、年内に完成し97年1月から使用される。
(1) 目的
このセンターの目的は次のとおりである。
? オスロフィヨルドにおける汚染事故防止に適した効率的なシステムを提供すること
? 事故発生の際に悪影響を最小限にとどめるため効果的に対応すること
? 海上交通安全と汚染防止に関して国際レベルの研修センターとして機能すること
? 海上交通安全と汚染防止の分野で環境関連技術の輸出に貢献しうる中核的な資料センターになること
(2) 組織
参加した組織は、ノルウェー国家汚染管理局(SFT)、ノルウェー国家沿岸局、オスロ港湾庁、ノルウェーの汚染防止技術輸出業者である。このセンターは次の組織によって構成されている。
? SFTの油汚染防止部の本部
? 石油流出に対応できる人材を養成する国営研修センター
? 流出油処理技術を試験する国営研究センター
? ノルウェーの製品およびサービスに関する資料センター
? オスロフィヨルド船舶航行管理センター
? 船舶航行管理業務を行うオペレータの研修センター
○国営油汚染防止研修センター
油汚染防止部が実施する講義科目と実習科目の数は、国内と国外からの要求に応えるため今後はかなり増加する見込みである。
授業や研修内容の基礎になっているのは長期間の油流出防止活動の経験である。またノルウェーでは油流出防止方法に関する広範な知識が体系化されている。授業内容で重要な手段として採用されているのが油汚染防止部のシミュレータである。このシミュレータは油汚染防止活動の指揮を研修するために特に設計されたものである。
○国営流出油処理技術試験センター
ここでは、水中の石油を含め、波や海流の影響を受ける実際と同じような条件の中で機械式の流出油処理装置を試験できる。このセンターではノルウェーの装置を試験するだけでなく、外自のメー力一やバイヤーが持ち込む流出油処理装置の試験も行う。

 

 

 

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